ミニチュア 純銀製 ハサミ 8 再び!
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前回 研磨をしている途中で刃を曲げてしまい
伸ばそうとしたら亀裂が入ってしまった ミニチュアハサミ。
せっかく作り直すならと 原型から修正しました。
画像は 銀粘土を乾燥させて そーーっと削っている所です。

簡単にポキポキ折れてしまうので 数本ダメにしましたが
少しずつ 削る際の力を入れるコツがわかってきました。
でも、もっと細く薄くするのは焼成後にします。
ここから模様を細工していきます。(リスの高さが2mm位です)
気づけばもうすぐクリスマス!
今年はクリスマス作品もおせち作品も作れないまま終わってしまいますね。
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ミニチュア 純銀製ハサミ 7 ソーイングセット 指貫 目打ち・・・ そしてハサミがぁぁあ!!
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いぶした後磨いたら 模様が良く見えるようになりました。

ん??ハサミは??
・・・涙。
昨夜 研磨して 最後にもう少しだけ磨こうと思ったのですが
ルーターのビットがハサミの刃の先端に触れてしまい
その瞬間 ”く”の字に曲がって 慌てて伸ばそうとしたら亀裂がぁあぁあぁあぁ!!
ずっと慎重に細心の注意を払って作業してきたのに。
99%出来上がっていたのに。
最後の最後にちょちょっと磨こうとした時 集中力もなくなってきていて
全く慎重じゃなかった。
ハサミが入るのを待っているボックスを見て・・・
泣きたくて・・・ 心も折れました。
でも、考えてみたら 初めての銀粘土で
焼成段階で絶対失敗すると覚悟を持って臨んでいたのに
無事焼きあがったことが 奇跡のようなものだったので
ここまで進められたことに ありがとうなのです。
よし。がんばろう。
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ミニチュア 純銀製 ハサミ 6 いぶしっ!!
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初いぶし しましたよっ!
まずは いぶす前。

いぶし液を熱湯で薄め そこに浸けるという方法があるのですが
それでは全体が黒くなってしまいます。
その後の研磨が大変なので 刃の部分など 黒くしたくない部分に
エナメルや油性塗料でマスキングし いぶし後
塗料を溶剤で拭き取るという方法もあります。
後者で進めようかと思ったのですが・・・。
液にドボンと浸けずに 黒くしたい部分にのみ
いぶし液を塗って炙るという方法なら簡単だなと。
エナメル等でマスキングすると引火する恐れもあるので ナシで。
ピンセットでは つまみにくいので 指先たちがいつも助けてもらっている
練り消し状の仮止め剤で固定して筆で液を塗っていきます。

塗るとこんな色に。↓

それを炙ると・・・おお!いぶしっ! ←ほっ ←安堵

これから表面の研磨の仕上げをして組み立てますよ。
次の投稿の時は 無事出来上がっていますように。
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