1/6 チョコレート ショーケース 制作 (制作過程を下に追加しています)
アクリル板をカットして ひたすら研磨。
他 色々パーツを作っています。
↓ こちら 研磨した部分。最初は失敗ばかりでしたが
だいぶ まっすぐに研磨できるようになってきました。
アクリル板を垂直に保つ為 L型アングルを治具として利用しています。
ちょっと気分転換に チョコレートの箱作り。
● 道具のお話 ●
箱を作る際に カットしたり 折線のラインを引いたりするのに
とても使いやすい道具のご紹介です。↓ 直角定規
建築を学んでいる息子から もらったのですが 下の部分に溝があって
(使うとわかるかと思いますが この溝がすごくイイんです!!)
また、6cmというサイズ感が ミニチュア制作に非常に便利で感動したので
検索し この商品を開発された方とお話させて頂き
リンクをご快諾下さいました。 (左利き用もあるようです)
●KAMINEKO@Style さん shop はこちらから●
ついでに、カッターの刃のお話。
建築模型などを制作する方はご存知かと思いますが 刃先が30度の鋭角刃だと
カットも細工も しやすいです。(箱と指の方の画像にチラッと写っています)
(ペンタイプのアートナイフと 用途によって使い分けています)
そして・・・ケースが大まかに出来上がりました。
背面のブルーっぽいものは ミラーで まだ保護シートが掛かっています。
今回1/6スケールで制作していますが ドールさんと遊んだりできることを前提として
ケース内のチョコレートを 並び替えたり 箱に入れたりしやすいよう
いろいろ思考錯誤し ↓ このようにスライドタイプにしました。
スライド板は完全に外せます。
外した際の裏側を塗装してしまうと 擦れる部分なので色が剥がれやすいのと
開閉のスムーズさが劣るので あえて未着色に。
(まあ 普段見える部分では ありませんが)
そして こちら ↓ は チョコを並べる為のプレート。
キレイにカットするのが んまーーー難しくて んまーーーーー失敗しましたよ。
ケーキのショーケースの時に断念したマグネットのお話を覚えていますか?←いいえ
で、あれからも ずーーーっと忘れられず、今回 思いついた方法で挑戦!
失敗でボツになるのか 脳内イメージ通りになるのか・・・ふふ 楽しみです!
というわけで 上のチョコを並べるプレートは マグネットになっています。
異方性マグネットなので強力です。
ケーキの際は ケーキ側に マグネットを仕込むことばかり考えていましたが
それだと磁石の反発で ケーキの位置が ずれるのです。
そこで 逆に プレート側をマグネットにし チョコ側にセッターを、と。
まずは ケースの仕上げと チョコを作らねば。
ここ制作過程の記事なんですけど・・・
ちょっと横道に逸れていいですかね ←いいえ ←スルー
年末に紅白万両のお話したのを覚えていますか? ←いいえ
で、その後 ヒヨドリがやってきて 実を美味しそうについばんでいたのを
微笑ましく眺めていたわけです。
赤い実だけを5~6粒程食べて 飛んでいって・・・を数回繰り返し
今度は二羽でやってきて・・・
ちょっと用事をして戻ってきたら 赤い実は全て無くなっていて
二羽で嬉しそうに白い実を・・・
結果 一粒残らず食べ 二度程 もうないか確認しに来て。
実が全部 無くなってしまって寂しいんですけど
あの嬉しそうな顔を見ていたら まぁいいかって。
寒い冬に エサを探すのも大変だものね。
さてと、作業に戻りますか。
そして・・・チョコレートをいくつか作りました。
レインボーカラーのは 思っていたより鮮やかになってしまったので
今回は使用しないと思います。
楕円のものは 箱に詰める分も とりあえず仮置きしています。
長い箱に入ったトリュフは制作途中で 表面をこれから仕上げていきます。
(*のちに この二色のトリュフはボツになりました)
他に まだ数種類仕込み中です。
そうそう、例のマグネット、良い感じです。
画像に写っている分は 全てセッターを仕込み マグネットに付きます。
ただ、マグネットシートの磁力に ばらつきがあり
どちらかに強く寄ってしまうものもあるので
上の方で 頑張ってカットしたプレートのうち 半分はボツに。(泣)
足りない分は 作りなおしです。
並べて逆さにしても外れないですが 強く振ったりすると
位置が ずれます。(強く振っても 外れることはないようです)
まあ、ふんっふんっ振るようなシチュエーションってどんなん??って感じですが。
ピンセットで取り外す際は ラクに外せます。
なんとか脳内シミュレーションに近いものとなりました。
裏側のセッター部分は ↓ こんな感じです。
このセッターに ちょんちょんと小さな窪みがあって
接着時 ちょっとずれたり 押さえたりする際 窪みにピンセットの先端を入れて
修正できるので 良く考えられているなぁ~!と感激しました。素晴らしい!!
窪みの本来の用途がソレなのかは わかりませんが
とにかく開発された方に感謝です!
で・・・トリュフなど他のチョコも出来上がってきました。
トリュフを丸いままにすると セッターが付けられないので
下 ↓ の画像のように 平らなチョコベースの支えを作っています。
この支えは 以前りんご飴を作る際に用いた方法で思いつきました。
沢山 失敗して 試行錯誤して 見つけて・・・
それが いつかの何かに結びつくって とても嬉しいです。
チョコを乗せるプレートの磁力のムラ問題で ボツが多すぎて足りず
撮影する為に 使いまわし。
磁石なので 指でぬぐうように ズザーーっと外せるって幸せ!!
それらをケースに入れてありますが うっかりすると マグネットプレートに
わらわらとくっついて きゃーー フジツボか!
(フジツボ知らない人は検索しない方がいいです)←そう言われると したくなる
トリュフ用に いくつかグラシンカップを作ったのですが全て失敗。むーーん。
その後・・・改めて グラシンカップをこつこつ作っています。
手間と時間が かかるので ちょびちょびと。
ココアパウダーのトリュフなどはグラシンカップに入れて並べようかと思います。
あっ!!!!!カップに入れるなら 上の方での《”りんご飴作戦”の支え》って
必要なかったんじゃ・・・ ぁ・・・ぁ… ← カオナシか!
チョコはあと三種類作る予定です。
↓ プライスカードの裏にも マグネットセッターを付け 着脱しやすい仕様に。
オリンピックのバッジも マグネットタイプになっていて話題になってましたね。
マグネットは ミニチュア制作においても 色々利用できそうですね。
チョコの名前や商品説明に悩み 価格設定に頭をかかえ。
脳内の子ぱりぱり達も疲労困憊で・・・結果・・・まぁ、雰囲気ってことで。← おい
チョコを乗せるプレートを作り直していたのですが
前回は マグネットシートをカットした後 磁力のムラが判明。
あまりにもボツが多かった為 緊急対策脳内会議。
で、今回は マグネットシートの上に セッター付きチョコを
少し離れた所から落とし 付く場所が どの辺なのか
磁力を可視化することに成功!(喜) ← 大げさ
すると ある一定の並びになっていることがわかったので
チョコが真ん中に すんなり並ぶ場所を選んでから
カットするという逆の発想で解決。 ふぅ。
そして・・・グラシンカップがようやく出来上がりました!
画像に写っている倍位の量を作りました。
” 粒粒辛苦 ” 私がミニチュアを制作する上での 座右の銘です。
手間のかかる地道な作業でも 少しずつ増えると嬉しくて頑張れます^^
あ..例のカオナシ問題・・・
(カップに入れるならトリュフの土台は意味なかったよね、の件)
結局 カップとセッター付きトリュフを接着することに。
で、ぱらぱら落ちる系のみ カップに入れました。
やっぱりカップで おめかしすると トリュフたちも嬉しそうですし
それらが沢山並ぶと 私も嬉しいです^^
そして残りの三種類も作り チョコはこれで揃いました。
チェリーチョコ(チェリーボンボン)は 全て銀紙で包もうか迷いましたが
半分は包まない状態に。
チェリーは キルシュ漬けのものを使用した設定なので
ふだん作っているフレッシュなチェリーの茎とは異なる
枯れたような茎を表現しました。
箱も全て出来上がり あとはショーケースの仕上げをしています。
朝起きて・・・急にテープカッターが作りたくなりまして。
テープ二種は 少しだけなら引っ張り出せますが カッターはフェイクです。
シールは上の方の数枚は 剥がして使用できます。
(先端のみ 取れないよう 軽くボンドで止めてあります)
接着してしまおうか迷ったのですが・・・
もしも・・・引っ張り出してみたくなった時の為に 片側が簡単に外せるよう
マグネットを はめ込んでみましたよ。↓ ← マグネット大好き人間か!
ショーケース後ろ側に収納スペースを設け
そこに空箱、紙袋、テープなどを置きました。
箱も紙袋も 使用できます。
そんなこんなで やっと出来上がりました。
ここまで長々と読んで下さった方は いらっしゃるかしら・・・
いつもですが・・・長々と、だらだらと すみません。
SNSなどでコメントを下さったり いいね、を押して下さったり
それら全てに いつも励まされ 本当に感謝しています^^
ありがとうございます。