エッグアート エッグシェルカービング + 羊毛フェルト うさぎ (*制作過程を下に追加しています)
エッグアート エッグシェルカービング + 羊毛フェルト うさぎ
(*制作過程を下に追加しています)
とりスイーツの記事にアップしていたのですが
作品のイメージが異なるので こちらに移しました。
・・・鳥と卵をイメージする何かを作りたくて
資料集めしていたんですけど・・・
鳥 → 卵 → エッグ → から ”エッグアート” に。
↓ 中身の処理をした後 数回に分けて 補強作業中です。
やってみたいのは ペイントでも デコパージュでもなく
よりによって カービングの方です。 ← 難っ
カービング エッグアートは 初めて挑戦するのに
無謀にも スーパーで買った鶏卵で ← 薄くて割れやすい
しかも家にあるルーターで やろうとしているんですけど。
今回も 始める前に 色々と学び
脳内トレーニング(という名の妄想)は バッチリです。
まずは 小さな穴を空けて 中身を出して洗うんですけど
この作業 子供の頃に やったことがあるのを思い出しました。
毛糸の髪を付けて人形みたいなものを作った気がするのですが・・・。
私ったら なんだかコツを知っているらしく(笑)
トントンと穴を開け とてもスムーズに処理できました。パチパチ
何度かお話していますが ルーターを使うと数分で
振動病により 手や指先が痺れる為
最初は諦めようと思ったのですが・・・
もう脳内が 図案を考えることで いっぱいになってしまったので
挑戦することに。
もし この卵が割れてしまったら
そこで諦める約束をしました。← 自分自身とですが
だから 大切に大切に 割れないように頑張ります^^
で・・・頑張ってみたわけです。
補強後、表面を軽くやすりがけし 下絵を描き・・・
でも下絵があいかわらずへぼへぼすぎて ほぼ無視。
こんな感じに6割程 進んだんですが・・・
左の方の 陥没穴! そうです!油断してしまいましたよ。
銀粘土でハサミを作った時も 慣れた頃に油断したのを思い出しました。
8行前で 割れたら諦める約束をしましたね → はい
もう一度だけ挑戦しますか? → はい ← ええっ!あっさり・・・
すみません。もう一度だけ・・・笑
で、エッグアートのやり直しの前に気分転換。
今回は ちゃんと自立します^^
このうさぎさんは エッグアートと一緒のセットになる予定です。
さて、エッグアートの方ですが・・・
鶏卵はやはり薄く 私が思い描くことが出来そうにないのと
あまりにも壊れそうなので 制作後の破損の不安もあり・・・
グースの卵で もう一度挑戦してみます。
左のグースさん 右の鶏卵よりも大きく 厚みもあります。
補強をして あいかわらず へぼへぼな下絵を描いて。
穴を開ける部分には 先に数箇所 予備穴を開けてから削って抜きますが
お祭りの 針で突く”型抜き”を思い出します。← ああいう作業好き
彫刻刀や けがき棒等を使用し 手作業で削ると
コンクリートや黒板のキキーの感じに似た嫌さがあり
ルーターで休み休みやっています。
ルーターで描くという作業は ・・・難っっ!!
その後・・・へぼへぼな下絵が 邪魔過ぎて 全て拭き取りました。
こちら ↓ の面は最後にくり抜きます。(強度が弱くなるので最後に)
丸い穴の部分は 一部を除き 予備穴で ここから削っていきます。
ルーターを使用した翌朝 ひじから下が 超だる重で
カイロを貼ったり 入浴時 温めました。
振動病は 数ヶ月ルーターを使用していなくても 使えばすぐに痺れるので
困ったものです。
研磨などの作業をされる方は ルーターの連続使用を避け
私のようにならないよう どうかお気をつけ下さいね^^
→ ちょっと横道。昨年の大掃除の際に 設置したインコの憩いの場。
放鳥の度 楽しそうに遊んでいますよ^^ ← ヨカッタ ヨカッタ
張り替えた襖紙、右端 みどりちゃんに剥がされましたけど 涙。
めすは 巣作りの為の習性なのか 柱とか額縁などもガジガジします 涙。
年末にお話した紅白万両の実が 年明けには
やってきたヒヨドリに 一粒残らず食べられたお話をしましたが
その時の嬉しそうなヒヨドリが可愛くて 実をくわえた鳥を
入れてみましたよ^^ ↓
大きく削っていくのが怖くて なかなか進みません 汗。
で!勇気を出して・・・ぱかっ!
内側に 薄皮があるので 水で濡らして 取り除きます。
こんな作業の時は 以前ご紹介した先が丸く平らなピンセットが使いやすいです。
うわー薄皮剥がすの楽し~~と始めたのですが この作業で 破損する恐れが。
そこで最初に躊躇していた 液体で薄皮を溶かす方法に変更。
塩素系漂白剤を使用するのですが キッチン泡ハイターしかなかったので
透明なグラスに 卵が浸るよう原液を注ぎました。
不安なので薄皮が溶けていく様子を観察しながら。
30分位かかったでしょうか・・・ ↓ すっきりキレイに!!
ここから仕上げをする為に 照明を当て試点灯にて確認。
照明はLEDにキャンドルのような ゆらぎのあるものを接続しています。
てっぺんの四つ葉のクローバーが 影部分に映っていますね^^
(影がわかりやすいよう 背面に壁を作って撮影しています)
鳥、木々、実り、葉、光、羽、安らぎ、温もり・・・
そんなイメージで制作しています。
貫通させたり 透かしの為に ぎりぎりまで彫ったり。
暗く穴になっていた鳥が 照明を当てて白く浮かぶと嬉しい^^
照明を消すとわかるのですが この子も 実をくわえているんですよ^^
仕上げ削りで破損しないよう気を引き締めて! → はい 汗
本当は卵の中に作品を入れたかったのですが
ウサギさんを接着したくないし 照明のこともあるし・・・
出し入れすると破損の恐れもあるし・・・
でも もう 枠開けちゃったし。
ということで 中には お花をほんの少しだけ接着することに。
で、お花を制作中。
カラフルなお花。ブルースターは春ではないですが
どうしても作りたかったので 私の脳内で許可。
粘土を薄くするとどうしても透明感が出てしまうので
結構多めに絵の具を混ぜます。
ミモザのほわほわ感が出したくて 随分格闘しました。
ブルースターの雄しべ雌しべは ↓ こんな感じで作っています。←地味~
そして 今は パンジーと格闘中。
実は パンジー苦手なんです。ちょうちょ(羽の虫もの全般)が大嫌いで
ちょっと似てますよね。
でも どうしても入れたいので覚悟 笑
で、パンジー。
で、チューリップ。
花びらには 花脈も入れています。
恐らく真上の隙間から見えるか見えないか・・・の めしべとおしべ ↓
めしべとおしべが 少しは見えるよう 開いたチューリップにしました。
そしてイースターリリーを作る為に ユリのめしべとおしべの準備中。
(着色などまだ途中です)
お花を作り終え 仕上げしました。
初めて挑戦したエッグアート、 大変でしたが楽しかったーー!!